【ダイエットの味方】体に良い塩?悪い塩?
塩とは
塩とは、塩化ナトリウム(NaCl)を主成分とし、工業用にも重要な物質であるが、一般には「食塩を指す」とします。
しかし、精製されていない海水などは塩化ナトリウムが主成分なのでしょうか?
実際は塩化ナトリウム以外にも、様々なミネラルが入っていることがわかっています。さらにミネラルのバランスが整っている塩は、料理を格段に美味しくしてくれます。
体に良い塩とは
海水に実際含まれている成分は、塩化ナトリウム77.9%、塩化マグネシウム9.6%、硫酸マグネシウム6.1%、硫酸カルシウム4%という構成比で成り立っています。
この自然に存在するミネラルの割合いが保たれている塩は「体に良い塩」だと言えます。
こういった塩は減らさずに、たくさん摂取したほうがダイエットにも健康にも重要です。
一方、工業的に作られた精製塩はほとんどミネラルが含まれていないので、塩化ナトリウムが99.9%以上となっています。
塩の味を決めるのはミネラル
塩の味わいを決めるのは4つのミネラルと言われています。
- 塩味→ナトリウム
- 甘味→カルシウム
- 苦味→マグネシウム
- 酸味→カリウム
これらのミネラルが含まれている塩を食べ比べてみて、好みの塩を決めてみると良いでしょう。ちなみに精製塩はほぼ塩化ナトリウムなので、塩味しかしないです。
スーパーで塩を買うときの注意点
スーパーで塩を買うときには必ず商品パッケージ裏の成分表を見て、海水の成分バランスに近い値でミネラルが含まれていて、ナトリウムのみで構成されていない「塩」を選ぶと良いでしょう。
しかし「成分バランスが海水に近い自然塩」でも同じ方法で作られているわけでは無いので、そこからの選び方も重要です。パッケージを見る際、以下のような製法が書かれているものを選びましょう。
逆に良くないと言われているのは、「にがり補足再製塩」と記載されているものです。これは、精製後ににがりや海水を後から足すことでミネラルのバランスを調整しています。
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